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「指導」は、トレーニングメニューや情報をコピペして流せば良い訳じゃない。求める場所が高いレベルになれば尚更。 自分が選手の時、情報だけをコピペされ伝えられてるのを感じて冷めてしまったことがある。無責任だなぁ、と。 選手も馬鹿じゃないから、その情報がそのコーチの実体験に基づいているものなのかは解る。指導者になった時に、それだけはやりたくない、と決めていた。 コーチやトレーナーの代わりは幾らでもいるけど、選手本人の代わりはいない。競技人生は一度きりなのだから本気で向き合わないと。 選手の目標に対して成果に繋げることが求められる仕事だ。だからこそ、選手にも本気になってもらいたい。選手の努力がいかに成果に繋がるかを選手自身が感じることで成長のコツを掴んでくれる。そこには情熱と時間が必要だと思う。 多くの選手に情報を流すことよりも一人の選手に深く携わってあげたくて。一人ひとり、性格も身体の特徴も違う。目標も時間的猶予も違うから、同じ練習メニューをこなすなんてことはあり得ない。 元選手として、現役選手の尊い競技人生には責任のある携わり方をし続けたい。 後に残すものは、自分たちの頃よりも良いものにしていかないと。

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