● 鳥居祐一さんの大人の修学旅行ツアーに参加してきました。
こんにちは。高橋勝己です。
先日は、ベストセラー作家鳥居祐一さんの大人の修学旅行ツアーに参加してきました。
1泊2日の日程で、30人くらいの方々が参加してきました。
鳥居さんのツアーに参加するのは、初めてです。
ちなみに、鳥居さんのツアーは、日帰りが大人の遠足、宿泊が大人の修学旅行と呼ぶそうです。
1日目。
品川からバスで出発。朝は雨が降っていましたが、高速に乗って、福島へ入る頃には、かなりの快晴になってきました。
最初は、いわき・ら・ら・ミュウという市場で、海鮮のお土産を買います。
たくさんの新鮮な海産物を買って、自宅に送りました。
福島で、現金でお買い物することで、応援しよう!ということで、1万円分は、キャッシュバックがありました。何という太っ腹企画!
そして昼食は、いわき市小名浜の「市場食堂」で、これまた新鮮な海鮮丼定食をいただきました。
夜の宿の食事を考えて、少しセーブしました。(笑
その後は、いよいよ震災の被災地に入ります。
被災地と言っても、福島は原発事故の放射線の被災地です。
元いわき市川前郵便局長の被災地ガイドの猪狩 弘之さんの説明を聞きながら、各所を回りました。
まずは、いわき市久野浜にある秋葉神社。
周りが津波や火災の被害を被ったのに、唯一無傷で残った奇跡の神社と言われています。
その後は、テレビのニュースでしか見たことない立ち入り禁止区域のゲートの前でバスをおります。
その後立ち寄った街は、7年前のままで、復興なんかしてません。
ひっそりとして、誰もいなく、時間が止まっているようです。
本当にゴーストタウンです。
それからバスが停車してはいけない地域にも入りました。
窓は明けてはダメでオートバイも走行禁止の地域です。
ここでは、猪狩さんが、持ってきた線量計の数値が、走行中のバスの中でもみるみる上がっていき、びっくりしました。
続いて、殺処分の牛を現在も飼育し続けている、浪江町の「希望の牧場ふくしま」に到着です。
代表の吉澤正巳さんのお話を伺いました。
現在も300頭の牛を飼育するためにがんばっていらっしゃいます。
マスコミには、報道されないようなこともあるんですね。貴重なお話を伺いました。
とてもお話が上手で熱く語られました。次回、浪江町長に立候補されるそうです。
そして、宿泊地の相馬市の温泉に到着。
ここでは、宴会のときにも、旅館の女将に、震災後の貴重なお話をしてくださいました。
さて、温泉でさっぱりしたあとは、楽しい宴会です。
たくさんの福島産の直材で、作られた美味しい料理を堪能いたしました。
その後は、ワールドカップの日本対セネガル戦を、特設パブリックビューイングで、みんなで応援し、盛り上がりました。
2日目。
まずは、トマト農園のトマト狩りを体験。
トマトって、結構いろんな種類があるんですね。
その後、またまたものすごい量の昼食を頂き、アクアマリンふくしまという水族館の見学をしました。
アクアマリン福島は、3月11日に被災してから、わずか4ヶ月で復旧、再オープンしたそうです。
最後はスパリゾートハワイアンズを楽しみました。
ハワイアンズのフラガールたちも、復興のため、全国を回ってPRしてましたよね。
今回は、ただのツアーでなく、福島を応援する、という素晴らしいツアーでしたので、とっても刺激になりました。
一番思ったのは、地震や津波による被災地と、放射線の被災地は全く別のもの、ということです。
テレビで見ると、順調に復興している印象でしたが、原発事故の被災地では、まだまだ全然復興していません。
というか、全くの手付かず、という状態です。
テレビなどのメディアを通じて知ることと、実際に自分が現地に行って、見ることは、全然違うことだと思いました。
もちろん、こういったツアーは、美味しいもの食べて、温泉に入って、みんなで楽しく過ごすことができるので、参加します。
でも、今回は、色々と考えさせられる内容でしたので、本当に「大人の修学旅行」という感じで、貴重な体験が出来たと思います。
次回も様々な企画のツアーが開催されると思うので、気になる方は、鳥居さんのメルマガを登録しておいてくださいね。
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