日曜は千葉まで。LOOK。
昨年は行けなかったが、一昨年の7/9に「つながりチバビリー」というタケバンの企画で、若手のthe swiss pornoとつれづれ草、東京YANKEES、そしてタケバンという4組でやった対バン(LOOKのサイトウさんの誕生日祝いのライヴでもあり。)が若手のthe swiss porno以外の3バンドでの対バンがほぼ恒例となり、今年も開催された。今回はタケバンの7枚目「最後のラヴソング」のレコ発でもある。

まずは、つれづれ草。
塚田さんは、昨年アサコバグースで見たが、つれづれ草としては、ちょうど2年ぶりという事になるか…。SEが鳴ってメンバー登場。「サイトウさんの誕生日ライヴ、みんな楽しく行きましょう!」と安井さん。1曲目は"素晴らしき日々"。間髪入れずに再始動してからのミニアルバムのタイトルトラック、"負けない男"へ!
「サイトウさん、お誕生日おめでとうございます。」と言って、塚田さんがサイトウさんとの昔話を語ったが、これがなかなかに凄かった!そして安井さんがアコギを持ち、"くらげ"を演奏、市川さんのドラムのフィルで"底なし棺桶"へとつなげる。この曲での市川さんのプレイがかなりパワフルで特にシンバルさばきが凄かった!
ベースの桑田さんを安井さんが紹介して、"甲州街道"。「なんか最後のハモリ、XのPataさんとhideさん風だったな!」と塚田さんに振る安井さん。そして「次はカントリーナンバーです。」と"石ころのように蹴飛ばされ"を披露。ラストの転調が印象的であった。
安井さん、アコギをおろして、ミドルの"145度の影"、そしてドラムのフィルから速いロックンロールの"叫びたいなら"をラストに放った!

つれづれ草@千葉LOOK 7/8
SET LIST:
1. SE〜素晴らしき日々
2. 負けない男
3. くらげ
4. 底なし棺桶
5. 甲州街道
6. 石ころのように蹴飛ばされ
7. 145度の影
8. 叫びたいなら

http://www.facebook.com/%E3%81%A4%E3%82%8C%E3%81%A5%E3%82%8C%E8%8D%89-799039570205097/

2番手はいきなりサウンド重く、東京YANKEES。
思えば、一昨年の時は、Tohdaさんとツインでの演奏があったのだ…その1年後に亡くなってしまうなんて思いもしなかった…YANKEESの前にベースを弾いていた赤が復活して、何度かライヴでお会いして、ほぼ1年で会えなくなってしまうなんて…今日は、東京YANKEESのメンバーさんはお墓参りに行ってからのライヴである…。
いきなり、MOTORHEADの人気曲を3連発でトップに持ってきた!これは凄いスタートである。「サイトウさん、ハッピーバースデー!」と言って、"Big Game"へ。やはり、U.D.A.さんのツーバスめちゃ重で、テンポもかなり速い!近年は「PRE EMPTIVE STRIKE」からの曲からのスタートが多かったが、今日はあのアルバムからはやらずに、オリジナル・ナンバーは、ファースト5曲にセカンド1曲という構成で、ここからは名盤ファースト「DO THE DIRTY」全開である。アルバム中、ちょっとポップな"Good For Nothing"、さらにヴォーカル・ラインが特徴的な"Gambler"は、Noriさんとダブル・ヴォーカルで披露。
ここでここのところであったことや今日のお墓参りのことを話すYoshinumaさんだが、なんと!12/2(Umeさんの誕生日である。)に池袋手刀で30周年ライヴが決まったという!うお〜!東京YANKEESも一度も止まらずに30年やってきたバンドである!
http://twitter.com/TOKYO_YANKEES/status/1016486501389987841
ラスト3曲も飛ばしまくりで、"Dive Into Field"、"Rat Race"、そして今日は特にそのリフのハーモニクスがよく聞こえた"Hollywood Heartbreaker"とファーストの名曲を叩きつける!
今日は、全体的にスピーディーな感じの演奏で、特にU.D.A.さんのドラミングは強烈であった!!

東京YANKEES@千葉LOOK 7/8
SET LIST:
1. Killed By Death(MOTORHEADのカヴァー)
2. Ironfist(MOTORHEADのカヴァー)
3. Ace Of Spades(MOTORHEADのカヴァー)
4. Big Game
5. Good For Nothing
6. Gambler
7. Dive Into Field
8. Rat Race
9. Hollywood Heartbreaker

http://tokyoyankees.com/

そして企画、レコ発のタケバン。
今回は、ベースがGARGOYLEのToshi(末吉敏幸)さんである。GARGOYLEでのへヴィ・メタルを弾くToshiさんしか見ていないので、今回は初めてロックンロールを弾くToshiさんを見る。しかし、音はかなりデカい!!
「サイトウさんお誕生日おめでとう!ということで、あとは打ち上げで…。」と言って1曲目を演奏。それぞれのソロが入っているが、特にドラムが凄く激しい感じ。「あれから1年か…。原君のこともあったし…心をこめて…。」と語る竹入さん。
基本的にはアップテンポのナンバーが多いが、三連のブギーや静かなラブソングなどもあり…やはりリズムが凄くグルーヴィーである。本編ラストでは、「愛した人を失くした時の思いの曲」と言っていたが、これは、自分自身も色々な事を思い出した…。

アンコールは2曲演奏し、今年もこの3バンドの素晴らしいライヴは終了した。

http://www.takeiri.jp/