今日は満月です。
この満月は、水瓶座のプールヴァバードラパダにあります（サイデリアル式）。
プールヴァバードラパダのシンボルは、葬儀用寝台の前部。
（次のウッタラバードラパダは葬儀用寝台の後部）
まさに今日からはじまるピトゥリパクシャ（先祖供養期間）にふさわしい 死と変容のテーマです。
サットサンガファウンデーション配信 Sri M氏御講話
『霊性の旅において努力すべきこととは？』
《動画より拙訳》
Ｑ：
あなたは、モクシャに至るのは恩寵と努力と時間の働きだといつも仰っています。
恩寵と時間は私たちにはコントロールできませんが、努力はコントロールできるように思えます。
では、私たちが取り組む必要のある その努力とは何でしょうか？
Ａ：
努力とは、まず生活におけるすべての活動のただなかで
『最終的にはこれは終わりを迎える。このサーカスは終わる』
という一つの思考を、明確に保っておくことです
ですから これによって終わらない何かを見いだす必要がある、それを心にとどめておきなさい
このサーカスは終わります
何年も後に終わると思ってはいけません
いつでも終わる可能性があります
誰もそうは思いたがりませんが ありえることです
突然事故に遭って亡くなる人は、決して死ぬとは思っておらず 永遠に存在すると思っていました
しかし彼らはもうこの世にいません
そうでなくても、しばらくして歳をとれば死にます
そこに疑いの余地はありません
ではこの大きなドラマは何なのか、
なぜこれほどに捕らわれてしまっているのか
死によって消滅しない何かがあるのではないかと、考えるべきではないでしょうか？
それを心のなかにとどめておきなさい
それが最も重要な努力です
ですから その実践面として、少なくとも日々の活動のなかで
『もしかすると私のなかに このようには終わらない何か、幸福を外界がもたらすあらゆるものに依存しない何かがあるのではないか』
という思考を調べ、少しのあいだ静かに座ることができます
それをしながら、少なくともわかっている人、あるいはなんらかの理解があるふりをしている人と話して これを見いだす方法がないかを見つけ出そうとすることです
これはすべて私たちの努力です
そしてたまには この問題について考えることができるように、独りになりなさい
これがあなたが払うことのできる努力であり
それだけの努力が払われるなら、必ず恩寵その他のものが生じるでしょう
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