保護犬となったラッキーな犬たち。

これから出会える幸せのため
先ずは健康診断
先ずは健康にならなくちゃ

それから
あなたは何が好きなの?嫌いなの?
あなたは何が得意なの?
あなたは何を教わってきたの?
犬たちを知ることから始まる
犬たちと知り合うことから始まる

無理をしすぎないこと
ゆっくりとゆっくりと
彼らにも性格があるから
彼らには過去があるから
彼らからも一歩まえに出てくれるまで

そこから
これから出会う暖かい家庭で暮らすため、優しい飼い主さんと楽しく過ごすために、必要なことを教えてあげていく。

悪くないでしょ?
できるでしょ?
覚えると美味しいおやつもあるよ。
楽しいでしょ?

しかし、
ラッキーであるはずなのに
その状態は
大抵の場合は
何から手を差し伸べるのか…
どこから治療、医療にかけるのか悩むと思います。


…… おかしな話なんですよね。

飼い主がいたはずなのに
飼い主から何のお世話も治療もしてもらってない犬たちが本当に多いのです。

…… 飼い主は大馬鹿者ばかりです。

名ばかりの飼い主たちは犬たちにとって、不幸を強いるだけでなく
その未来さえも奪うというのか。


いつまで愛情があったというのか。
どこまで愛情だったのか。

飼ったのならば
買ったのならば
なぜ責任のまえに
なぜ義務のまえに

愛情だけでも
ありったけ注いでくれなかったのか。


助けたい人たちが
助けることもできない。
育てたい人たちが
育むこともできない。

抱きしめ
支え
小さく
大きな
尾を振ることを楽しみにしてる人たちを悲しませている現状。

保護犬たちは
運良く保護されて
収容されたときには
すでにギリギリだなんて
心のかぎりを尽くしても。。。


どうかペットを飼うのなら
大切にしてほしい。

側に座り話しかけて撫でてほしい。

何度も何度も名前を読んでほしい。

お金がかかることくらい理解して
必要な医療で健康を守ってほしい。

特別なことなんかじゃないよ
どれも愛情だよ。

ね、私たちが犬だったなら
そうして欲しいでしょう。
絶対、そうして欲しいでしょう。
気づいて欲しいでしょう。



人は、最後にこんなことを言う。
せめて人知れず命が消えずに良かったと……

せめて手厚い治療と願いのなかで包みこんであげられて良かったと…

そんなわけないのに
そんなことしか言えないなんて。


保護犬になれたラッキーな犬たちに
これから沢山の喜びを感じてほしい。
幸せにしたかったはずなのに。

飼い主という責任は
とても重いものだ。

重いものなんだと分かってほしい。

飼い主という存在
ペットという存在
どちらも欠けては成らない関係。
尊い関係。

悔しすぎる。




うちの子、Woodyも
立派に育てるために我が家に迎えた。
我が家にいただいた命。
今では私を家族と受け入れてくれた
この子に感謝をして。

命の輝きを増してもらえるように。
ともに喜び
ともに支え合って
ともに限りある命の時間を
生き尽くすために。

いつだって
間違えがちな優越のある人間社会。
人間本位な目線とならないように
君たちの目線となり
君たちの声を拾い上げるために
目を見て
カラダに触れて
溢れるほどの声を拾い上げる。

ブラッシングをしながら
皮膚の様子を確認する。
食後は歯を磨く
なにもないことは、幸せ。

トイレを済ませれば
褒めながらお尻を確認して綺麗に拭いてあげる。
ありがとうと言ってくれるようにハグしてくれる。気持ち良いよね!

拗ねたり怒ったりワガママいったり
そんなことは時々のこと。
それなりの君の理由があること。

いつだって
甘えたり優しくしてくれる。
一緒にいることを喜んでくれる。

帰れば、留守番が退屈であったことなんて愚痴も言わずに喜んでくれる。

四つん這いでも
心は私たちと同じだもんね。
私たちよりも柔らかく傷つきやすい。
けれど
私たちよりも寛大なんだもん。

通わせあえることが幸せだよね!
思い合えることが幸せだよね!

時々、都合で叱っちゃうけれど
時々、悪い癖で甘えちゃうけれど
ごめんなさい。

我慢させるために
家族になったんじゃない。
待たせるために
繋いでおくだけのために
飼ったんじゃない。

飼い主である私は
家族である私は
なんのために迎えたのか
これを忘れてはならないこと。

求めあえる存在
愛し合えることが幸せなんだよね。

いつもいつも
教えてもらうことばかり。
ありがとう。

選んだわけでもない
選ばれたのは犬や猫たちのほう
嫌な顔ひとつしないで
受け入れてくれる
凄いよね、動物って。

人は見た目で選んだり
愛にさえも
好みを並べたてたりするのよ。



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ねぇ、
飼ったら一緒。
飼ったら一生。
不幸にしない飼い主にならなくちゃ。
苦しめない関係を築かなきゃ。

悲しいよ
悔しすぎるよ

多くのラッキーな保護犬たちが
ほんとうにラッキーな犬となるとき
幸せに笑う未来を願います。





上のブログは、熊本県八代保健所で無事に譲渡犬デビューを果たした犬たちのはなしです。

しかし、保護された犬たちは、すぐに里親に出せる訳でもなく、必要な治療や人や暮らしや環境に慣れさせていく、人と共に生活できるようにしてくトレーニングをしてくまで抱えるのが、保護犬であり、真のボランティア、活動の姿です。

命を救いたいのは、幸せを願うのは、皆さまもセンター側もボランティア皆さまも同じ。

しかし、
限界や限度があるのが当然。
無理に引き出しをして、安易な空輸をして他県で迷子にしてしまっては犬も里親さんも悲しみに暮れるだけ。

抱えすぎるボランティアの方々が、保護育成に苦しまれるのもどうかと思うのです。

責任があることは保護も同じ。
責任をもっての選択はどれも苦渋。

だからこそ必要なことは
そうならない状況です。

私たちがすべきことは
収容ゼロにすることです。
迷子にしないことです。

責任を持ち義務を守ることです。
持ち込まないことです。
(飼い主なら大切なペットの幸せを願って自分で里親を探してください。)

飼い主である私たちが『殺処分ゼロ』にすべき『努力』は、『責任と意識』もってするだけなんです。

ペットを買った人、飼ってる人の責任が『問題』なんです。

行政や殺処分を憎むのは違う。
行政批判や地域批判と殺処分反対などと怒りや言葉ばかりが溢れるネット、SNS。

こみ上げる怒りと悲しみが湧きます。

誰に責任を押し付けているのかを感じるべきでしょう。各地の動物愛護センターの活動を応援し支援すべきでしょう。

殺処分を憎むのも
行政を恨むのもお門違い
私たち飼い主が持つ責任と意識
私たち飼い主が守る義務と命
それだけです。

飼い主である意識次第で、
共に暮らし幸せにもできるし、
不幸な動物にもできるのですから。

飼った以上、買った以上、
必要とした飼い主がいるはずなんです。

彼らは勝手に湧いたものではない!
必要とされる人がいたのです。

犬や猫が生きるためには
飼い主である私たちが必要であることをしっかりと知って欲しいです。





🔻 熊本県動物愛護管理センター
🔻 迷子犬情報
🔻 譲渡犬情報
🔻 迷子猫情報
🔻 譲渡猫情報
🔻 譲渡・返還について
🔻 飼う前にしっておくこと





カラダも起こすことが出来ず
刻々と弱り真っ白になっていくカラダ
艶がなくボサボサの毛になっても
押し出す一呼吸しかなくなる迄。

犬たちがここまで生き抜くのは
言葉を持たない彼らからの
「大好き!」「幸せ!」
「また遊びたい!散歩にいきたい!」

そんな全身全霊をかけた愛情だと思っています。


だから、
彼らが真っ白になるまで
私は思い切り愛し合って
思い切り共に生きていきたいです。

私たち飼い主が家族となった以上
最期まで彼らの素晴らしい世界であれるように……。

愛を持って、
愛を交わし合うように、
限りある時間を喜びに満たし共に過ごしましょう。
Lovely days  CHIKA'S MIND TRIP




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