イメージと実態に乖離が起きると不具合に繋がると考えています。

 基礎は実態、イメージは実態の体験の上に自然にできてくるもの、

 実態が基礎にあり続ける限りイメージは更新され続けていきます。

 一つの成功イメージに固着してしまうとしばらくはいいかもしれませんがどこかの段階でそのイメージと実態の乖離による不都合が起きやすくなります。

 これは身体動作でも技の修得でも人間関係でも同じです。

 自分を扱うなら実態としての自分、相手がいるなら実態としての相手、向き合うところはイメージではなく実態を基礎におくべきだと思っています。

 よかれと思ってというイメージの中で相手のために色々とやってきても、ある時に相手から全く自分を見てくれていないと言われたならば、それは自分のイメージの中で相手を思っていただけであり、実態としての相手がいなくなっていたということになります。

 自分の中でつくりあげている虚像に気づき、相手もしくは自分という実像をみることができるかどうかが重要です。

 私はそれを日々問い続けているということをしていますが、それも養生の一つです。

※3月14日からTCウィークが始まります。何度も参加している方はその一週間をイメージして固定してしまっているとどこかで伸び悩みます。実像としての自分で参加してみると新たな発見に満ち溢れることになります。