どうも、ｎａｔｓｕｋｉです。

 

 

先月からご紹介している、「in バルセロナ ｎａｔｓｕｋｉの歩き方」

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に引き続き、今回もバルセロナで訪れた際のグルメをご紹介していきたいと思います。

 

 

 

５件目はこちら、

・Tickets - ティケッツ

 

こちらはかつて世界一のレストランとして世界中の美食家に名を馳せている中、2011年に惜しまれながら閉店した、スペインが誇る伝説のレストラン「エル・ブジ」の元オーナーさんとシェフのアドリア兄弟がオープンしたお店になります。
ミシュランでは一つ星を獲得しており、ワールドベストレストランも常連でランクインし今年１９年は２０位に選ばれています。

そしてなにより超予約困難店でして、予約はホームページから２カ月後まで可能となっていますが、毎日スペイン時間０時に空いた予約は瞬殺で埋まる、もしくはこの時点で予約すら空いていないのがほとんどの、バルセロナで今一番予約の取れないレストランです。
今回奇跡的に取れましたが、行かれる方は旅行日程の予約が出る際の０時(日本時間７時)に張り付くか、キャンセル待ちで願うかのどちらかです。

場所はメイン繁華街からは少し離れた所にあり、スペイン広場の近くにあります。
このエリアは古くからシアターが集まる場所でして、店名からしてもおそらく、その雰囲気に合わせて外観は昔ながらの映画館をイメージした様な派手な看板と佇まいといった感じです。
予約名を伝えると、チケットが渡され店内に案内してくれます。
店内も同様カラフルで鮮やかでして、オシャレな独自スタイルのカジュアルバルといった具合です。

　　

メニューは決まったコースはなく、好みに合わせてカスタムオーダーするシステムです。
ベースは高級串揚げ店の様な構成で、ちょうど良い所でストップと言ううまでお皿が提供される面白いスタイル。
アレルギーや苦手な食材等をもしっかりと聞いてくれます。

では料理紹介に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

　

 

 

以上の料理内容です。

一口サイズくらいのイノベーティブなタパスが、少量多皿で提供されていきます。
一見創作的なイメージですが、割と素材を活かした料理も多く、それぞれが全く違った調理と味わいで飽きる事無く最後まで楽しませてくれます。
全てがとても美味しいという程ではなく普通の一品もありますが、平均的に十分満足に美味しくいただける安心のクオリティです。

そして最後のデザート、こちらは新たにチケットが提示され、場所を移していただきます。
案内された場所は、より奇抜目な鮮やかなカラーの店内で、音楽も大きめ。

 

今夜は同窓会かパーティーなのか、後ろでは５０歳前後の男女の方々が音楽に合わせて陽気に踊っています。
半クラブ状態の様な騒がしい状態で、時には接する事もあったりと、海外ならではの雰囲気で経験としては悪くありません。
そんな中で、デザートを美味しくいただきました。

 

 

 

 

トータルの感想としては、料理を純粋に楽しむというよりは、お店自体の全ての構成を楽しむという様なスタイルですね。
一種のエンターテイメントレストランとして、日本にはないフリーダムな感じが新鮮でこのお店ならでは経験だと思います。
料金にしても一人１５０００円位なので、ハードルも緩やかで納得できる価格です。
正直一度行けば満足なお店ですが、一度行ってみる価値は十分あると思います。

ちなみに現在このTICKETS系列店舗は全て徒歩範囲内で６店舗あり、その１店に「Enigma」という唯一のレストランスタイルがあります。
１９年のワールドベストレストランで82位にランクインしており、今一番手を掛けている感じがするので、今後トップ５０に入ってくるかもしれないですね。

予約が非常に困難ですが、是非チャレンジしてみて下さい。