今年は外出を控えて太られた方が多いようです。
ちょっと太ったぐらいなら良いのですが、高脂血症、痛風、糖尿病、高血圧、うつ病なども増加傾向です。
特に高脂血症、糖尿病、高血圧の3つがある方は要注意です。
寒くなると命に関わる危険がありますよ。
食養生と適度な運動が大事です。
甘い物、炒め物、揚げ物、焼肉、焼鳥は控えて、和食中心にして発酵食品、酸っぱい物を食べる事。
食事は野菜や根菜類、海藻類を先に食べて、酢の物は毎日、発酵食品は毎食事、食べてください。
日中はまだまだ暑いし、コロナも怖いとご自宅に引きこもっている方も多く、精神的に不安定の方も増えました。
気分転換に人込みを避けて外出されては如何ですか?
朝夕は少し涼しくなったので、屋外で人込みを避ける時間に30分程の散歩なども始めてください。
50代60代から前かがみになる方が増えています。
頭を上から吊ってもらっているイメージで、背筋を伸ばして踵から爪先まで使って歩いてください。
最近は、子供の肥満も増えています。
年々、屋外で遊ぶ子供さんが減少しています。
特に今年は激減しましたね。
スイミング、サッカー、野球、テニスなどスポーツをされている子供さんの親が思う事。
うちの子供はスポーツをしているから精神面、健康面は大丈夫・・・・
もちろん、何もしていないよりは良いのですが、スポーツ以外で屋外での他の遊びも大事です。
私の子供時代は近所の子供が集まって遊んでいました。
年下の子供も一緒に、遊び道具も工夫して自分たちで作ったりしていました。
今の子供たちの多くは、何かを与えないと遊べません。
他愛ない遊びが創造性を生みます。
お母さんは洗濯物を干している時に、子供に引っ張られたら怒ります。
引っ張っても良い生地を用意してあげて遊んであげれば良いのでは?
女の子に綾取りやお手玉を教えるお母さんは少ないでしょうね。
又、男の子には、何か変わったことをすると、「危ないから止めなさい」と言われます。
大きなケガを伴う行為は危険ですが、多少転んだりするぐらいの事はどんどんさせるべきだと思います。
高所恐怖症の人は、子供の時に木登りや、危険のない低い崖の上など高い所から下を見下ろした経験のない傾向があります。
幼少期の屋外での遊びは、前頭葉皮質と神経細胞の発達を促します。
前頭葉皮質と神経細胞の発達は、創造性を高め、トラブルに対しての対応力が養われ、ストレスにも強くなります。
最近の傾向では、子供はゲームで遊んでいるから大人しくて良いと思っている親がいます。
ゲームは限られた箱の中の遊びで、箱の外には出る事が出来ませんし、生き物はいません。
屋外は様々な物を目にする事も出来ますし、植物、昆虫、小動物と触れ合う事も出来ます。
凶悪犯罪者は、「幼少期に自然の中での遊びが無い人が多い」という傾向も報告されています。
子育て中のお父さん、お母さん、新型コロナウイルスや、秋からのインフルエンザなども気になりますが、リスクの少ない場所での子供さんの遊び、考えて工夫してください。
そして、食欲の秋の食養生。
これも子供さんの成長には大事です。
食材と料理、調理法は精神面にも影響します。
落ち着きのない子供、すぐに切れる子供、言う事を聞かない子供、虚弱体質、みんな食事との因果関係が大いにあります。
食事とは漢字で「人を良くする事」と書きます。
ラジオ大阪1314OBCドクトルかっちゃん「笑顔で元気」
井草克一&仲みゆき