こんにちは
ホリスティック獣医Saraです
最近は暖かくなり緑がたくさん見られるようになりましたね
でも朝や晩は冷えることもありますので気温の急激な変化にご注意くださいネ
みなさんは動物たちの体温を測ってみたことはありますか
去年、熱中症に関して投稿 したことがありました
(今年もすでに熱中症の報告は受けています・・)
耳掃除、爪切り、歯磨き、シャンプーなどご自身でされている方もいらっしゃると思うのですが、体温測定もできるようにしておくといざというときの体調管理に役立ちます。
特に介護生活を送っている高齢動物の健康管理には必需品といってもよいくらいです
(弱ってくると、どちらかというと熱が上がることよりも下がることのほうが多いかもしれません)
お子さんの体調が悪いときも熱って測りますよね
動物も慣れているコは大人しくさせてくれます。
でもコツが必要です
触って体温を確認するのも1つの方法ですが、日ごろ確認しなれている人でなければその変化にも気づきにくいようです。
そこで、簡単に短時間で体温を測定できる体温計があります。
動物病院でも使用されているコチラがお勧めです
こちらはサーモフレックスです
【サーモフレックス】もしくは【デジフラッシュ体温計】で検索してみてください
<他の体温計と異なる点>
先が自由に曲がるソフト設計
(動物が多少動いても痛くありません!)
なんと!最速10秒で測定可能!
汚れても水洗いできる!
<体温の測り方>
動物の場合、直腸温で測ります
肛門に体温計を入れなければならないため、カバーをつけましょう。
カバーに医療用潤滑剤を少量つけると入れるときに引っかからず痛みを感じさせません(ワセリン、食用油でも代用可)。
最初に声をかけながら気持ちを落ち着かせましょう。興奮しているときは正確に測れない場合があります。
ゆっくり入れてから、しっぽと一緒に体温計を持つようにすると多少動いても外れにくくなります(尾のないコーギーではこの手は使えませんが・・^^;)。
「マテ」「ステイ」などの号令で待ってくれるコには声をかけると効果的です。
体温を測らせてもらえたら、よく褒めてあげましょう!
(おやつが好きなこにはおやつを与えたり、撫でられるのが好きなこには撫でてあげると動物も喜んでくれます)
先端が自由に曲がります
一般的には38度~39度くらいが基準ですが、多少バラツキは見られます
37.5度以下は低い、39.5度以上は高いと判断します
それぞれの数値の間はグレーゾーンです。
人でも平熱が低めの方がいらっしゃるのと同じように、動物も様々です。
個体差があるため、まずは平熱を知っておいたほうが良いと思います。
どこまで奥に入れるべき
銀色の部分が肛門に入っていれば測れるので、めいっぱい奥まで入れる必要はありません
便に刺さってしまっていると低めに出る場合があるため、体温計を入れたあとなるべく腸壁に軽く当てるようにします
うさぎ、フェレット、ハムスター、鳥などの小動物の場合
もっと先の細いタイプ【デジフラッシュ体温計】をお勧めします
(上記のやり方とはまた別の方法になります。奥まで入れる必要はありません。先端だけで測れます)
<ポイントは嫌な思いをさせないこと>
体温測定をしたいのは私たち飼い主の気持ちや都合であって、動物たちは特に望んでいません・・
無理やりやって痛い思いをさせてしまうと次から逃げるようになってしまいますので、くれぐれもご注意ください
協力してくれる動物に感謝しましょうネ
参考にしてみてください
それではまた
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ホリスティック獣医Saraでした