病気にまつわる、世間でまことしやかに語られる噂は多いですね。
はたして、噂は本当なのか?嘘なのか?
~焦げたものを食べるとガンになる~
先日、焼き肉を食べに行ったんですが、何枚かは、つい油断をしてお肉を焼きすぎて
しまい、残念な真黒コゲのお肉になってしまいました。
そんな時、焦げてしまったお肉を見て『これを食べたらガンになるよ』
なんて言っている人を見たことがあるのではないでしょうか?
この都市伝説は、昭和51年に大手新聞社が
『焼き魚の焦げにがん性の疑いが!』
と報道したことが広まったと推測されています。
確かに、肉や魚に含まれるチロシンなどのアミノ酸は、焼かれることで発がん性物質を作り出します。
しかし、問題はその量です。
体重60キロの人が、約1トン以上の焦げを毎日食べることで、
はじめてガンのリスクが上がるというレベルです。
しかも、水銀や環境ホルモンと違い、チロシンなでのアミノ酸は体内に蓄積されないので、
『塵も積もれば・・・・』という心配も無用です。
なので、この都市伝説はウソではないですいが、限りなくウソに近い噂ということになりますね。
でも、焼き肉はやっぱり焦げてないお肉が1番ですね。
焦がさないよう、しっかり見張り『お肉の番』をしなければ!!