最近はすっかり朝晩は冷え込んできましたね。
週末に来店してくれたお客様の中には、数名風邪気味の方がいらっしゃいました。
皆様も風邪をひかないよう、うがいや手洗いをしっかり行い、風邪の予防をしましょう。
今日の都市伝説は
~風邪で熱が出たら、汗をかいて治そう!~
これは誰もが記憶にあるのではないでしょうか?
もしくは、現在も実践中でしょうか?
しかし、この発汗療法は、現代の医学常識では間違いとされています。
昭和時代には『家庭の医学』でも発汗療法が推奨されていましたが、
現在の同書の「風邪の対処法」には、発汗療法の文字すらありません。
☆正しい対処法は、高い体温による体力の消耗を防ぐこと
☆発汗による脱水に気をつけること
とされています。
具体的には、首の周囲や脇の下、股の付け根の内側など、
太い血管が走っている部位に冷やしたタオルやペットボトルをあてるとよいとされています。
子供のころ、風邪をひいたときに、我慢大会のごとく熱い毛布にくるまって、
汗を必死にかいていたのは何だったのだろうか・・・・・
今となっては懐かしい記憶です。
今回の都市伝説も、ウソということになりますね。