昨日、飲食店繁盛会の会員専用ニュースレターの執筆が終えました。A4、12ページくらいです。
埼玉県の和食店の事例を取り上げたのですが、今までサポートしたお店で商品数が一番多く、なんとフードだけで330アイテム以上!プラスでドリンクが数十アイテムで全部で400近く…整理するのに本当に苦労しました。
郊外立地の和食店は、幅広いニーズを吸収してターゲットを広くすることが繁盛店になるひとつの王道です。そのため、このお店もお客様の要望やニーズを聞きながら、フードメニューを追加した結果、これだけの商品数になったのです。
結局、オーダー数、売上、粗利の分析した結果の数字と現場のヒアリングの情報から、メニューを整理・削除、追加すべき商品は追加してリニューアルしました。
もちろん、メニュー以外のこともやってこともありますが、その結果、客単価が昼で約200円アップ、夜で約300円アップ。売上も昨年対比で10%以上アップしました。オペレーションも効率的になり、原価率も5%以上ダウンしました。
一方で、今、サポートしているあるお店は、全く逆なんです。
そのお店は、関西のそば・うどんを中心とした和食のお店。ご主人が長年店を経営する上で、作業の効率化・生産性アップを考えてメニュー数を絞り込んでいきました。
たしかに効率的になったのですが、ある時点から売上が下がってきたのです。そこには、いろんな原因がありますが、一番は、お店視点、作り手視点の作業効率化でメニュー自体に魅力がなくなったことです。
これからどんな商品構成にして、どんなメニューブックにするかを考えるところですので、結果はまだでてません。
しかし、全く対照的な2店舗。前者は、お客様視点は持っていたけど、お客様の要望を聞きすぎてお店の軸がぶれてしまった。後者は、売り手視点で物事を進めた結果、お客様からそっぽを向かれてしまった。飲食店のよくある2つのパターンです。
お店としての軸をぶれないようにして、お客様視点を持つことはとても大切です。わかっているけど、それが本人は見えなくなってしまうんですよね。わかります。その気持ち。そういう時は、第三者の目が必要なんです。そんな時は、いつでも連絡ください(笑)
(飲食店繁盛会 代表 笠岡はじめ)
6/20 【ワンミニ+】全国出張コンサルは、8月~を受け付けています!初回無料相談は、まだ7月OKです!
6/19 【河野ブログ】ランチもやめて職人もいなくなったけど、売上は30%アップ!
6/18 【繁盛会ブログ】私達運営の通販サイトのメニューブックJPがとうとうスマートフォン対応しました!
6/18 【河野ブログ】予告マーケティングを活用しよう!
6/17 【繁盛会ワンミニ】まずは、何らかの形で「価値で選んでもらえた実感」を得ることが大事!(vol.477 2013.6.17)
6/17 【繁盛会ブログ】はじめてキジを食べました!もっこすさん
6/15 【河野ブログ】「マンガ本」と「炭」をやめた事例
5/23 【会員限定】6月の販促カレンダー
売上アップ・イベント・フェアのネタとしてしてつかってください。
→ bit.ly/Z2c6ZL
では、また明日!
--
★「初回無料相談」*毎週4名様予約制&「全国出張コンサル」
~収益UP・メニューブックやWeb作成・新業態・店舗診断・開業…⇒ http://www.hanjoukai.com/muryousoudan.html
1店舗の飲食店様へ!飲食の専門家、飲食店繁盛会が個店ホームページ活用を考えてサービスインした「1店舗用のホームページ作成・活用サービス」→ http://hp-marugoto.com/
─────────────────────────────
笠岡(かさおか)はじめ
東京商工会議所 Web戦略パートナー
経済産業省推進資格 ITコーディネータ
日本フードアナリスト協会 フードアナリスト1級 兼 認定講師
株式会社飲食店繁盛会 代表取締役 http://www.hanjoukai.com/
■飲食店繁盛会のFacebookページ
http://www.facebook.com/hanjoukai
■メニューカバー通販サイト メニューブックJP
http://www.menubook.jp/
■執筆協力
『フードビジネス実用事典(日経BP社)』
http://amzn.to/14x6Uhf
■著書『繁盛飲食店にする1分間セミナー』
http://tinyurl.com/jy9dm