クラシカ表参道「実はスゴイぞ、茨城県!知られざる魅惑の食材使い切りナイト」その1 | chef-1ブログ

クラシカ表参道「実はスゴイぞ、茨城県!知られざる魅惑の食材使い切りナイト」その1

こんにちは、フードジャーナリストの里井真由美 です。


前回の食材決定ミーティングから早や1ヶ月強、
6/29(月)待望のCHEF-1 ナイトが開催されました

発売とほぼ同時にチケットが完売する程の大人気!

98名の皆さまと盛り上がったワンナイトレポートです

改めてご紹介しますね。
今回のスターシェフ4名はこの方々です。

● 銀座「ヒロソフィー」山田宏巳

● 中目黒「パティスリーポタジエ」柿沢安那

● 新橋「ラフィネス」杉本敬三

● 表参道「HATAKEAOYAMA」神保佳永




そして、今回のCHEF1ナイト史上初!都道府県とのコラボを実施しました。
先陣を切って登場したのが「茨城県
実は食材の宝庫なのに、意外と知られていない茨城県。
それを当イベントCHEF-1ナイトによって、ぜひ皆さんに知ってもらおうというのが狙い。
楽しみ!



会場は「クラシカ表参道
表参道から徒歩2分と思えない閑静なロケーション。
大人の空間が広がります。



開場1時間前~
地下1階の会場ではお客様を迎える準備中~



スタッフ一同、入念なリハーサルタイムです
CHEF-1は「料理の鉄人」など数々のグルメ番組を生んだ演出家チームが発起人。
なので、会場演出に徹底してこだわります。



スクリーン、モニター、カメラ、音声チェックetc






「お客様においしく楽しんでほしい!」
そんな思いが準備時間からも伝わって来ます…


「ヒロシェフ。これです、見て下さい」
「お?いいんじゃない?」

ヒロシェフと杉本シェフが何やら打ち合わせ
うふふ♪ どんな料理が登場するのかしら~

鉾田(ほこた)メロンを手にしているのは、
いばらき食のアドバイザー藤原浩さん。
終日、茨城の食の魅力を解説いただきます!


入口前には秋庭農園の茨城食材と…



もうひとつ。
良い香りをしながら
お客様をお待ちしているのが…






「さしま手もみ茶」。
機械製茶が主流の現代ですが、
蒸し茶葉を茶師の手によって8時間以上揉みます。
硬い針のようになった茶葉を氷出しする。
開場前からじっくりと準備されていました。





6:30開場!



「こんばんは。わぁ、素敵ですね」
お客様が次々にご着席・・・



一方で、CHFF1ナイトのお約束はコチラ。

カードにはロゴシールでの封。



中にはメニューが書かれていますが、開かない。
最後までお楽しみにするのが
CHEF-1をいっそう楽しむコツです。

MC 星野大輔さん
解説はいばらき食のアドバイザーの藤原浩さん



「さぁ!茨城ナイトを盛り上げるシェフの登場です!」
暗転、スポットライトと同時に扉が開き、シェフが登場
会場は歓声の渦~






開場を練り歩くシェフ。すでに撮影が殺到です。
料理が出る前からハイテンション。
それはそうですよね、大人気シェフが4名勢揃いなのですから…
これがCHEF1ナイトの魅力です。



まずは全員で乾杯。茨城ナイト始まります!




●乾杯は「月の井酒造」のスパークリング日本酒「淡薫泡(アクア)」
微発泡で飲みやすく、シャンパンより旨みを感じる。おいしい!



乾杯で会場が和んでいるころ、
オープンキッチンで準備が進みます。



前菜は4名のシェフと会場のクラシカ表参道系列「横浜迎賓館 」成松シェフの合作です。

奥の緑の器から時計回り
●しそと花貫ほおずきのガスパチョ(山田シェフ)
●豆乃香バターを香ばしく焼き上げたフランスパンに添えて(神保シェフ)
●ひぬまやまとしじみのタルトフランベ 笠間自然薯入り(杉本シェフ)
●スーパーフルーツトマトのふくまる寿司(柿沢シェフ)
●奥久慈しゃものガランディーヌ ほこたクインシーメロンのサラダ(成松シェフ)
どのメニューにも茨城食材がふんだん!


●山田シェフのガスパチョ。「花貫フルーツほおずき」入り。
茨城県北に位置する高荻市花貫。和紙のような萼(がく)に包まれたほおずきは
爽やかな酸味が特徴です。甘酸っぱくてスターターにピッタリ!


●杉本シェフのタルト。
「ひぬまやまとしじみ」、「笠間自然薯」がトッピング。
しじみは「涸沼(ひぬま)」産。12mm以上のものだけを手掻きで採集。
自然薯は風味豊かで粘り強い。どちらも茨城自慢の産物で、
旨みが濃くておいしかった~


●「茨城」と言えば「納豆」。神保シェフの「豆乃香バター」です。
NTV系「秘密のケンミンSHOW」でも話題になり、ご記憶の方も多いのでは?
豆乃香は、糸引きをおさえた新納豆です。フランス開催の見本市でも話題沸騰中。
サクッ。そしてクリーミー。香ばしいナッツのようです
納豆苦手な人も大丈夫ですよ~


そしてCHEF1ナイト恒例、ヒロシェフの「迫力料理」が会場に登場!
重そうに蓋つきで運ばれてきて・・・



シェフが二人掛かりで会場を練り歩く。
熱い視線をあびながらも料理は未だ蓋に包まれており・・・



正面に到着。
「カメラさん、開けるよ?」(さすが、ヒロシェフの心遣い)



カメラ イン!



全員ドン!




「キャーッ!!」「ぉぉぉおおおおお~」



「ヒロシェフ、これは“蓮根豚”の巨大ハムですね!!!」と藤原さん。
「そう、表面は豚の鼻で~」





「すっげー!! なに?え?豚の鼻?」
「蓮根食べてるの?豚が?」
「なにそれ、すごい!鼻って、鼻??」

ワイワイガヤガヤ

蓮根豚の鼻!!
もう、全員の目とカメラは蓮根豚の鼻でいっぱい。



そしてさらに、鼻ドン!


鼻ドンドン! 
お鍋から丸出し!



そして、開きます!



パッカーン。

2つに切られた蓮根豚は、美しいハムになっていました。
蓮根豚の骨を外してもも肉を丸ごと。
ロース、ヒレ、ハツはもちろん。

鼻、耳、カシラ、タン、しっぽなど豚が全身入ってます。

(良く見ると耳らしきものなど見えます!!)

ダッチオーブンでギュッとプレスするので鍋の形に仕上がります。


「これは良い出来!」ヒロシェフご満悦


ハムはこの状態からさらに調理されることに(また後ほど♪)


一方、キッチンでは神保シェフの声。
江戸崎かぼちゃの温かいクレマを作成中~







鮮やかな黄色の江戸崎かぼちゃ。1本のツルに1玉のみしか実らせず、
通常45日で育てるところ、更に長く55日以上かけ完熟させます。
甘さと栄養が集中するのです。
それだけでもおいしいのに・・・さらに!




シェフが手にしているのはサマートリュフ!




江戸崎かぼちゃの上に、豪快に削られていく・・・





完成!


●「江戸崎かぼちゃの温かいクレマ ラルドで包んだ帆立のグリルと共に
サマートリュフを添えて パセリのジュー



江戸崎かぼちゃの甘み+帆立の旨みに、トリュフの芳香さにうっとり。
濃厚なパセリのジューで大人の味も感じさせる一品でした。


ヒロシェフが、ニヤリ。


先ほどの迫力料理が盛付け完成!


●蓮根豚のハムとハムカツ
名の通り飼料に「蓮根」を与えた豚。
特に出荷45日前から飼料の15%に加えるそう。
もともとミネラル豊富な蓮根。それを食べた豚は
全くクセが無く、脂に甘みがありとてもおいしいです。



ハムをさらにカツに。甘み増してサクサク!

ちなみにこのハムカツは、当日ヒロシェフの「ハムカツもつけちゃおー!」との思いつきで追加されました。笑


お腹に余裕のある方はハムのおかわりOK。
各自がお皿を持ってカウンターへ。
学校給食みたい♪



迫力料理を終えてファンサービス中のシェフ
優しさいっぱい。こんなシーンもCHEF-1ならではです。


続く、魚料理は再び神保シェフのお料理です

完成!
●その日に獲れた鱸を120度で調理して、
「スーパーフルーツトマトのトリタート」いばらきの初夏サルサと共に



KEKスーパーフルーツトマトは、
甘さと大きさが両方備わっています
糖度9度あり130gの大きさは独自の品種開発で、
多くのシェフから愛されているトマトです



ふわっふわに仕上げられた鱸と、とても相性良かったです

さて、メインのお肉は杉本シェフ!
パイ包みで登場するようですが・・・




あら?柿沢シェフも?




実はお二人の合作。
お肉が得意の杉本シェフと
お野菜が得意の柿沢シェフのコラボでした。

完成!
● 常陸牛のパイ包み(杉本シェフ)
豆乃香と笠間栗のニョッキサラダ(柿沢シェフ)



「指名買い」される程の人気の「常陸牛」。
きめ細かい肉質、締まった脂肪、美しい霜降り。
巻頭を代表するブランド和牛です。



豆乃香。前菜メニューとひと味違う、新たなおいしさ。
つぶつぶ感が活きて楽しい食感でした。
笠間栗は甘い!丁寧な裏ごしでなめらか。パイ包みとの相性もピッタリ。


赤ワインとのマリアージュも素晴らしい



ワインは赤も白も、飲み放題です。


ここでお約束の「10分間料理対決!」
「本日のテーマ食材」でシェフが速攻で料理対決します。

「料理の鉄人」を生んだ演出チームのCHEF-1らしい、恒例対決です。

シェフご自身も何の食材が出てくるかわかりません。


審査員は会場内のお客様抽選5名様。

赤のハチマキ、杉本シェフ VS 青のハチマキ、神保シェフ

対決する素材は…?
ある「名人」が登場!


ゴールドの布をめくると…


なんと、鮎釣り名人 平野屋 菊池さんが釣った「鮎」


ラップが無いと飛び出して来そうなくらいピチピチ跳ねて元気です。

「私が茨城県大子町 久慈川で釣りました!
 天然鮎です!お願いしますー」
茨城の鮎は、まさに知られざる幻の食材。
しかも茨城の天然の鮎を、活(生きた状態)で、
東京に運んで料理することなど、史上初だという。まさに貴重な素材。


「ぼ、ぼく…肉が得意で…」と、杉本シェフ
「僕は野菜が得意で…」神保シェフも不安げに。

茶目っ気たっぷり。笑



「OK!茨城の鮎、最高ですから。生でもおいしい(笑)」と藤原さん。
「とはいえ、時間制限もあり大変だと思うので、
杉本シェフはアシスタントにヒロシェフでチーム肉、

神保シェフはアシスタントに柿沢シェフでチーム野菜。

のペアで創作して頂きましょう。」

「アレ・キュジーヌ!(料理はじめ!)」



シェフ達が料理中、会場では
「この鮎を食べて審査できる!」5名様を抽選で選抜
「きゃ♡楽しみ♡」「うれしい~」
美女5名様が抽選に当たってお待ちかね。



後ろで、シェフ達が鮎と奮闘中です

杉本シェフは、入り口のディスプレイから茄子を持ってきてみたり…

神保シェフは、ツマを作る道具にジャガイモを入れてパスタ風にしてみたり…





●神保シェフの鮎料理
じゃが芋ピューレをパスタ風に仕上げて巻きフリット
茨城野菜とレモン添え



●杉本シェフの鮎料理
鮎のから揚げ、瞬間冷凍で冷やした「ふくまる米」と
「さしま手もみ茶」のお茶漬け



お茶は召し上がる直前に。目の前でシェフ自ら。
事前に氷だしされていた「さしま手もみ茶」が
かかっていきます・・・





CHEF-1レポート@クラシカ表参道「実はスゴイぞ、茨城県!知られざる魅惑の食材使い切りナイト」その2」へ続く…