■ずさんな管理しかできない水島氏を組織運営に関わらせるべきではない。それは保守の品位を貶める行為に加担することではないか。
　
まず最初に断っておくが田母神氏の政治資金流用疑惑については何とも言えない。
ただ田母神さんは「冤罪だ」と述べられているので、その言葉を信じたい。
とは言え少なくとも5,000万円以上の選挙資金が使途不明金となっていること、東京地検特捜部が動いているのは事実なので、その所在を明らかにして欲しいと願わずにはいられない。
　
一方で、産経の記事を読んでも、チャンネル桜の放送を見てもよく判らない点がいくつかある。
　【田母神横領事件】保守は間違いを直視する勇気を、草莽は折れない心を[桜H28/3/17] http://bit.ly/1Urw91e
　
【田母神氏政治資金流用疑惑】資金管理団体の残高ゼロ　政治活動以外に５０００万円超　ずさん過ぎる資金管理　順法意識も乏しく - 産経ニュース http://bit.ly/1RtwAkZ
　
■なぜ領収書が事務所の外に出されていたのか。それを水島氏は知らなかったのか？
産経の記事によると大量の領収書が事務長の指示により資金管理団体事務所から運び出されていたそうだ。
これが事実だとして、実質的な事務所責任者である選対本部長の管理監督責任は問われないのだろうか？当時、領収書が事務所外に持ちだされたこと、経理処理を事務所外でなされていたことを誰も水島氏に報告していなかったのだろうか？水島氏は事実関係を把握していなかったのだろうか？
　以前から水島氏の選対本部長としての責任を問う声も少なからずあったが、それに輪をかけて、水島氏の団体責任者としての資質を疑わずにはいられない。
　（参考ブログ）
【週刊文春】田母神俊雄氏をなぜつぶす？水島選対本部長の策略破れたり！【異常な田母神叩きの裏】まとめ３
http://abarenbouzamurai.blog.fc2.com/blog-entry-127.html
（以下引用）
水島「自分は選挙対策本部長として頑張り、参謀の事務局長、広報宣伝のプロも頑張ってくれた。私の選挙戦術はこれ以上できないと言われ、一番きちんと行っているとのお褒めの言葉をいただいている。想定問答を私が書いた。
応援演説の弁士の熱がこもりすぎ右翼的になりすぎた。私が諫めれば良かった・・等々。
田母神ガールズを組織した件、ボランティアの件、資金集めの件、人員配置とスケジュール計画等々。他の選対がマネをするぐらい模範的に頑張った。」
　事務局長を参謀と言いながら、水島氏が選挙戦術を決定し現場に様々な指示を出している事を明かしているので、実質の参謀は水島氏で、選対本部は彼を頂点とし、彼の指示の元に全ての組織が動いているという事になります。
（引用終了）
　
現に水島氏本人もＨ27/3/9の放送では、「選対本部長とは田母神氏に次ぐ№２、現場の最高責任者であることは間違いない」、「10万以上の案件に関しては選対本部長である私（水島氏）が決裁することになっていた」と発言している。
　（参考動画）
【田母神事務所横領買収疑惑】明日にでも即刻告訴せよ！田母神事務所通告書受領[桜H27/3/9] https://youtu.be/PLX1QPv-4ms
　
水島氏は「通帳を見せてもらっていなかった」と言っているが、「通帳を見せてもらえなかったから、自分に責任はない」とでも言いたいのだろうか？
動画によると田母神氏に対する収支報告は水島氏本人が行っていたようだ。ならば、事務局長からの報告を精査する義務を水島氏は責任者として有していたのではないか。
それとも事務局長の報告をただ田母神氏に伝言するだけの存在だったのだろうか。
　
本来の選対本部長の職責からいけば、選挙期間中に通帳をみせるように強く求めるべきだったのではないか。
全てが終わったあとの言い訳として、そのような行為をしても何の意味も無いだろう。
　　
■水島氏に組織運営者としての資質はないし、関わらせるべきではない。水島氏を関わらせるということは保守の品位を貶めることに加担する行為だ。
　
以上のように水島氏が本来果たすべき職責の観点からいうと水島氏は「やるべきことをやれない、ガバナンスの効いた組織を運営することはできない人物」ということになる。
それは今回の田母神氏の件に限らず、過去の様々な出来事が実証している。
　
（例）
・頑張れ日本 全国行動委員会の前身である「草莽全国地方議員の会」を２年連続収支報告書未提出により解散させてしまったこと
・頑張れ日本においても収支報告書の提出遅延が恒常化していること
・頑張れ日本で集めた資金を水島氏自身が代表を務める会社「」へ資金流用しているような疑いを持たれかねない経理処理をしていること。
・東日本大震災義援金に別団体の口座名義を用いるなど、その資金管理のずさんさが指摘されていること。
・「南京の真実」などにおいても集めた資金の収支を適切に開示していないこと
などなど、枚挙にいとまがないため書ききれない位だ。
（またこれらとは直接関係するわけではないが「トランスデジタル事件」などにおいては暴力団の影を噂されたことがある。一事が万事この調子では、暴力団とのつながりもまるっきりデタラメであるとは言い難くなってしまうのではないだろうか。）　
　
水島氏の周辺にはいまだに保守の論客が多くいるが、いいかげんそういった保守系組織団体の運営に水島氏を関わらせるのはやめるべきではないだろうか。
最低限のガバナンスすら持ち合わせていない団体が広く大衆から支持されることなど、望むべくもないだろう。
それこそ、保守の品位を貶める行為に加担しているのと一緒ではないか。
水島氏と懇意にしているというだけで、その言論の価値が著しく損なわれているということに早く気付いて欲しい。
　
■田母神俊雄事務所の選挙資金横領問題。その７。チャンネル桜水島総社長の経歴part.3。草莽全国地方議員の会。 - 動物が掘り下げる http://bit.ly/1puYg2r
　　
■東京地検特捜部が田母神俊雄を"横領"で強制捜査！ 背景にチャンネル桜・水島社長との政治資金めぐる内紛が - エキサイトニュース(1/6)
http://exci.to/1R6f8nv
実は今回、田母神氏を告発した水島社長＝チャンネル桜は過去にも金銭疑惑に巻き込まれたことがあった。
　水島氏が日本の伝統文化の復権を掲げ「チャンネル桜」を設立、スカパー!Ch.767に開局したのは2004年だが、07年から「ハッピー241」なる別のチャンネルを間借りするかたちで放映していたことがある。ところが、08年にはその「ハッピー241」の親会社である「トランスデジタル」（以下トランス社）が不渡りを出したのである。
　そして、トランス社倒産劇の裏には、防衛族など政界をも巻き込むさまざまな疑惑が取り沙汰された。関係者の間では架空増資の疑いや資金の外部流失などの不正が指摘されていました。周囲には暴力団関係者の影もちらつき、特別背任罪の摘発の可能性さえ取り沙汰された」
　
■『会員数596人→165人！朝日もびっくり7割減！頑張れ日本の収支報告書を読む①　#チャンネル錯乱』
http://amba.to/1TZAqYi
　
■『不正？！流用？！　疑惑深める水島氏関連企業への支払い　頑張れ日本の収支報告②　#チャンネル錯乱』
http://amba.to/1SrzsnE
　
■『「公安の調査対象」だったと自ら認める水島社長　果たして今現在は・・・　#チャンネル錯乱』
http://amba.to/1R6fpqx

■『『収支報告書を提出しない、頑張れ日本！　全国行動委員会』』
⇒ http://amba.to/1RmiOVp