Making strangers with Heidi Burtonさんのページから。

ブログ本文に書かれていますが、
“Memories are what warm you up from the inside. But they’re also what tear you apart.”
は、村上春樹の「海辺のカフカ」英語版で出てくる言葉なんですね。
表紙をくり抜いて使う描き方も素敵なら、言葉の引用が村上というのも素敵です。
わたくし、高校の頃から年に一回はほぼすべてを読み返すほど村上春樹が好きです。ベスト3は
・ダンス・ダンス・ダンス
・世界の終わりとハードボイルドワンダーランド
・海辺のカフカ
です。特にカフカは下巻最後の方で主人公が起こすある行動のシーンで涙が止まりませんでした。長い長い物語を、村上はこの一文を書くために書いて来たのではないかと思うほどの、渾身の一文でした。
村上ワールドは「メタファー」の解釈が重要になりますが、「カフカ」もメタファーが炸裂しています。メタファーだらけといいますか。
小説を読んで想起されるシーンをモレスキンに描くって本当に素敵だなぁと思いました。