金融庁の「つみたてNISA」礼賛が止まらない! | 『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

公務員でありながらタックスヘイブン香港に投資する、世志(よっしー)が、単にお金を稼ぎたいとか、欲のためではなく、「愛する家族の幸せのために」投資する仲間と共に、海外投資を学び、2018年にハワイ発の豪華客船クルーズに乗船することを目指す

先日の金融庁自身が
「iDeCoは微妙」だと金融庁HPで
公表していたってブログ、

あなたは既に読まれましたか?

→  https://amba.to/3dvXDBQ


今日はその第2弾

金融庁の
・iDeCoは良くない
・つみたてNISAの礼賛

このスタンス、加速しています!



◎なぜ金融庁は「つみたてNISAのみ」礼賛するのか?

その前に、
少し補足しておきますと

これは
iDeCo・NISAメルマガで
既にお伝えしていますが、

そもそも金融庁は
日本の投資信託の手数料が
下記のとおり世界的に高い
点を
ずっと問題視し続けていました。

         日本   アメリカ
販売手数料   3.20%   0.59%
信託報酬    1.53%    0.28%
過去10年運用益 △0.11%   5.20%

ほらっ!
手数料が5倍も高いのに、
運用益がマイナスって・・・。

ダメじゃん!!
これは国民のためになっていないと。




iDeCoとNISAの制度を作ったのに
実態は銀行や証券会社が
高い手数料で儲けてるだけ!


制度発足後、
金融庁が効果検証をしたら
それが分かった
のです!

だ・か・ら
「つみたてNISA」を作った。


安い手数料で
長期投資により資産形成をする
王道の投資手法。

これが出来るのは
つみたてNISAだけ。

それゆえ
つみたてNISAで利用できる
投資信託は「金融庁自ら」が指定

金融庁から許可された銘柄しか
つみたてNISAの対象にしない


「俺たちの意に沿った投資信託しか
つみたてNISAには使わせないぞ!」


「金融機関が暴利を稼ぐ道具になった
iDeCoとNISAの二の舞にはさせない」


この強い決意が
つみたてNISAで利用できる
投資信託を「金融庁自ら」が指定する
ここから伝わってきます。。

銘柄までは普通、民間の自由に、、
させますよね。

お上が口出しすることじゃない!

だけどそうなってるのには
そういった背景があります。

※これも世師(よっしー)が
公務員だったからこそ
読み解ける内容です。


だから金融庁は
・iDeCoとNISAは否定
・つみたてNISAは礼賛

これが隠された本音なのです。



◎金融庁のiDeCo批判が止まらない!!

上記を踏まえて
見ていくとすると、、

ほらっ!!

金融庁HPにある
iDeCoとNISA紹介の
金融庁若手職員による座談会で


つみたてNISAが世の中を変えたな、と思うのは、金融庁がこれが良いよ、っていう投資信託をある意味で示してくれているんですよ。それにのっとったものを自分でも買えるので、すごく大きな意味があったと思いますね。」

言うねーーーー!!
めちゃくちゃ自画自賛(笑)

さすがつみたてNISAは
金融庁推奨の投資先だけあります。


それに対し、iDeCoは

「ただちょっと難しいのは、iDeCoについては買えるのも買えないのもバラバラなので、自分が買いたい商品が買えるか、よくチェックしたほうが良いと思います。」

「iDeCoは結構商品が会社によって絞られているので、その絞り方が自分に合ってるところが良いですよね。」



ここで金融庁の立場で見てみて下さい
iDeCoの問題点は何でしたっけ?

はい、そのとおり。手数料の高さ

「iDeCoについては買えるのも
買えないのもバラバラ」
「商品が会社によって絞られている」
これをこう言い変えてみましょうか!

『買える=買っていい=手数料安い』
とね。


そうすると
金融庁が本当に伝えたい、メッセージ
よくわかりますよ!!

↓↓↓ 以下金融庁の本音 ↓↓↓

「ただちょっと難しいのは、iDeCoについては買えるのも買えない(=手数料が高い投資信託と、手数料が安い投資信託が)もバラバラなので、自分が買いたい商品が買えるか(=あなたが買うべき手数料が安い投資信託かどうか)、よくチェックしたほうが良いと思います。」

「iDeCoは結構商品が会社によって絞られている(=銀行や証券会社などあなたが利用する金融機関によっては、意図的に手数料が高い投資信託ばかり扱っている会社もあるし、手数料が高い投資信託ばかり勧めて来る)ので、その金融機関選択が自分に合ってるところが良いですよね。」

ほらっ!!どうですか?
彼らの本音、、よく見えてきましたか?


公務員ってね、
一度iDeCoとNISAを作ったら
辞められないんですよ。

辞めたら、自己否定・・
つまり失敗を認めることになるから。


だからね、
大っぴらに否定もできない!

だからこそ
こうやって座談会形式で
「個人の意見」として
自らの伝えたいメッセージを言わせる。


「個人的な意見だから」
何を言おうが、自由です。

表面的には。。

だからこそ
そこで「わざと」言わせるんです!




しかし!
何でも言っていいかというと
そうじゃなくって、

金融庁の意に沿った意見以外は、、

「例えばiDeCo礼賛とかは
絶対NG」です!


座談会といえども・・ね。


かつて世師(よっしー)が
県民会議を主催した際、
ある委員が徳島県のゆるキャラを
めちゃくちゃ否定
したんです!

「ダサい」
「替えるべき!何年使ってるの」
「冊子やマークに入れるべきでない」
という感じで。

その場は何とか収まりをつけ、
その後の肝心の議事録は・・・

「綺麗さっぱり発言を削除」
するよう課長から指示が(笑)


公式記録として
そんな発言残せれないと!!

都合の悪いものなら
「発言自体」がなかったことに・・


自身にとって都合が悪い物は
決して表に出さず、
消されてしまうのが公務員の世界!

そういった世界で
公式にHPに載っている

・iDeCoとNISAは否定
・つみたてNISAは礼賛

この意味、理解いただきたいのです。

単に発言があったから
それをそのまま載せてるのではなく
一言一言に、深い意味がある
のが
官公庁の世界なのですから。