値上げの春へ。 | Diary of For Tomorrow.

Diary of For Tomorrow.

このブログ記事の内容は株式会社夢ヶ丘研究所から発信される数ある見解の中の1つです。

第95回・春のセンバツ記念大会の開幕となるきょうはNTT(日本テツ道)グループ各社のダイヤ変更やそーテツとーQ新横浜線(羽沢横浜国大~両駅間)及び我が地元でもいわゆる「うめきた新駅(おゝさか駅21~24番乗り場)」の開業を迎えるにあたって、昨年の夏前及び(西九州新観戦が開業した)秋口の頃にも申し上げた「テツ道運賃・料金の値上げ」について改めて申し上げ〼。

ちかはくかさい)にて

きょうからNTT東日本(特定区間内〈但し、Suica定期券については少々お得な「オフピーク定期券」の発売開始〉)・メトロ西部・東部・小田Q・横高みなとみらい線・そーテツの各社がバリアフリー設備の整備にあたって1乗車当たり10円の運賃上乗せを容認する料金制度(「BF料金」)の導入に伴い、とーQはソレを含めないカタチ(改定率約13%5年平均449億円)で其々運賃の値上げが行われ〼。
※「改定率」とは普通・定期各運賃総体の(平均)上昇率、「5年平均」とは来年度(来月1日以降)を中心にした5年間の設備投資(予定)費を合算した年平均額のコトで、各社発表のリリースより引用(なお、運賃値上げの詳細に尽いてはご利用の各社Webサイトにてご確認願い〼)。

そのいわゆる「BF料金」制度とは、現状(乗降客数が1日平均3千人以上の)駅や車両のバリアフリー設備(ホームゲートやエレベーター・だれでも便所等)の整備は基本的に各事業者(+沿線自治体)任せであり、その整備費用も基本的に運賃から捻出する為莫大な費用が掛かる以上、従前の状況では関係先からの補助を受けたとしても整備の促進速度は限界に達しており、その費用を工面するにあたって乗客の皆さまから広く薄くのご負担をお願いする為の制度ですが...。

ナンカイよ、お前もかっ?

かんさい(西日本)でも27日のふくおか七隈線博多延伸(ソレに合わせて一部区間の運賃〈乗車料金〉の加減あり)に合わせて西が、月が変わって来月1日からNTT西日本(特定区間内)・おゝさかメトロ阪Q・珍々・K(本線系統のみ)・しんテツ・サンヨーの計8社が「BF料金」の徴収を開始するのみならず、きんてつなら県知事等のモーレツな反対により「5年間限定」の条件(=向こう3年度のK営状況の確認)を付して(改定率17%5年平均228億円)BF料金の徴収をしない値上げをするコトになりますが、
NTT西日本では一部区間で適用している「B」特Q料金を全て50kmまでゞ百円高い「A」に変更したり、山陽新観戦区間の「のぞみみずほ」の指定席特Q料金を最大420円値上げも実施。

一方で、メトロおゝさかメトロ以外の地下鉄で「BF料金」の設定・徴収を行わナイ理由は、公A交通は原則運A各市議会での議決が必要なコトゝ、もし「BF料金」の設定を各市議会で議決して徴収を開始した場合、酷土交痛省や沿線自治体からの公A交通としての独自の補助が受けられ無くなる等のA響がある為、現時点でその導入に二の足を踏んでいるのが実情であり〼。

なお、その後もNTTよんてつが5月20日から(改定率13%5年平均109億円)、そして10月1日を目処にナンカイ改定率10%5年平均113億円)&せんぼく高速線(改定率3.5%5年平均投資額不明)と京Q(改定率10.8%5年平均240億円)・新K成(改定率12.4%5年平均27億円)とK王・K成・めーてつ(3社とも検討中)が其々「BF料金」の徴収をしない値上げ(京Qは41km以上〈しながわ駅から金沢八景以遠〉は値下げ)を予定してい〼。

兎に角、一連のアレや烏克蘭情勢の混迷化に伴う原材料(資材)費の高騰は、電気・ガスの光熱費の上昇(もし政府補助〈9月まで一般家庭等の低圧電力で7円/kwh・都市ガスは30円/㎥〉が無ければいま何円?)やシュリンクフレーション(値段上げずに量減らす)を含む値上げの波が止まらず、各社とも苦しいK営状況で困っとるのはお互い様であり〼が、引き続き財布の緒紐をしっかりと閉める「暮らしの防A」に取り組んで頂き〼様お願いして、きょうのお題とし〼。(Vol.853)