お盆ですが、濃く熱いシリーズ記事の続き。
…終わらせます。
シリーズにしたら面倒になる…と
分かっているのにやっちゃうのよねー(汗)。
話が長いもので。
こんにちは、香澄です。
前回の記事までで
◆好きなことなのに、なーんとなく
やる気がなくなるメカニズム
について、お話してきました。
■シリーズ記事
１：やる気のムラが激しいとき、ありませんか？
２：好きなことなのにモヤモヤ…？な５つの感情。
３：やる気の失せる原因は、○○○○？
これまでをまとめますと、
やりたいことなのに
なぜか邪魔してくる感情には
●羞恥心
●罪悪感
●無力感（無能感）
●倦怠感（眠気、だるさ）
●恐怖心
などなど…があると。
そして、何か出来事が起こると
これまでの人生で脳にインプットされてきた
「ストーリー」
が再生されることで
そういう感情が湧いてきてしまうことがある。
いうことをお話してきました。
で、これまでの私たちは
そういう「教え込まれたストーリー」によって
チカラを手加減しているんですね。
知らないうちに。
先人たちのストーリーが教えているのは
「そっちへいっちゃダメだよ！」
という危険サイン。
そのサインが
●羞恥心
●罪悪感
●無力感（無能感）
●倦怠感（眠気、だるさ）
●恐怖心
なんです。
こういう感情が湧いてきたら、
誰だって「近づくまい」として
避けたり、やめたりしますよね？
でも、
「危険」だったのは、過去の社会システムでの話。
現代は、
これまで教わってきたストーリーとは全然違う、
可能性の開けた社会ですから。
その「危険サイン」はもう必要ないんです。
ただ…、困ったことに
好きなことはこの危険サインの
先にあることが多いんです。
制限って、越えたときが喜びですからね。
つまり、この感情が湧いてきたときは
◆好きなこと・やりたいことのサインかもしれない
ってこと。
宝物に、トラップを仕掛けられているわけです(苦笑)。
「おめでとう！」
ってシリーズの２回目で言った気がしますが
そういうことです。
ああ、実に面倒くさいですね。
すでに長くなってきたので、
私がこのトラップを解いてきたステップを
ここでお伝えしますね。
ちなみに、セラピーの手法にも似ていますが、
少し違うものとして私はとらえています。
セラピーが落ち込んだ気持ちをニュートラルに
戻すものだとしたら（マイナス→０）
このステップはよりよい人生を歩むためのもの。
（０→プラス）
なので、メンタル的には落ち込んでいる方より
健康な方におすすめします。
なるべく、さらっと
短く書けるように努力しますね！
＜ステップ１：感情をじっくりと味わう＞
やりたいことをやろうとして
●羞恥心
●罪悪感
●無力感（無能感）
●倦怠感（眠気、だるさ）
●恐怖心
が湧いてきたら、
じっくりとその感じに浸ります。
あぁ…恥ずかしいなぁ。
ううぅ…やってはいけない気がする。
みたいに。
淡々と、感じたそのままに、
イヤーーな感じに浸ります。
※倦怠感の場合は、
どっぷり寝てしまっても構いません。
よく、セラピーなんかで
「感情は味わいつくせばなくなる」と言いますが
１度で必ずしもなくなるわけではありません。
ですが、少しずつでも感情に浸っていくと
いつか解消点にたどり着きますので、
場合によっては少々根気はいるでしょうね。
あまりにも大きな感情の場合は
無理しないでスルーしてくださいね。
＜ステップ２：感情がおさまったら、ストーリーを書き出す＞
その感情が起きるにいたった
ストーリーはなんだったでしょう？
ひょっとすると
言い訳めいたものが多いかもしれません。
それを冷静に書き出してみます。
よーく見ると、理にかなってなかったり
ぜーーんぜん根拠がなかったりします(笑)。
★ちなみに以前、とある場所で
「お金のストーリーを書き出してください」
というワークをしたときに、私が書いたものを紹介します。
こんなのによって恐怖心湧いてた私ですが、
アホか！って笑えたらしめたもの。
＝＝＝＝＝
一生懸命、長時間同じところで働き続けたら
安定して安心して生き続けられる。
努力していたら食う資格がある。
そして貯金をコツコツしていたら、買いたいものが買える。
しかし、その逆だとひどい人生になる。
たとえば、仕事をすぐにやめたり、
フリーターになったり、
やるべきことじゃなくやりたいことをやろうとか
甘いことを考えたり、
起業しようと考えたり。
すると将来が不安定で恐ろしいことが起こる。
不確定なものや目に見えないことを信じては、
だまされてお金を巻き上げられるので
絶対に近づいてはいけない。
とりあえず、長いものに巻かれていたら安心だけど、
国は信用できない。
けど年金は納めなくてはいけない。
なぜなら老後が不安だから。
いつガンになってもいいように貯金をするか、
保険に入っておかなくてはいけない。
サプリメント代も必須。
お金がかかることが多すぎる。
だから絶対に仕事をやめてはいけないし、
会社が這ってでも来いといったら行かなくてはいけない。
＝＝＝＝＝
＜ステップ３：落ち着いたら、あらためてやりたいことをやる＞
感情や脳内ストーリーが語るのをやめ、
心がシーンとまっさらになったら
そのときにあらためて
「はて、何がしたいんだっけ？」
と自分に問いかけて、
やりたいことに着手します。
以前、巨峰が食べたかったと記事に書きましたが
そんなささいなことからでもOK。
またイヤーな感情が湧いてきたら
ステップ１→２を繰り返します。
こうやって、本来やりたいことを
おだやかな状態で何度も何度も選び続けていったら。
そのうち、ストーリーの方が
根負けしてきます。
「ごめん、俺が古かったわ(´Д｀)」
って。
そうなると、ひとつ縛りがほどけて
恐怖や、漠然とした不安から脱出し
のびのびと自由気ままに、能力を発揮できるはず…！
＝＝＝＝＝
クライアントさんに、必要と思われたときには
お仕事クリエイターセッションで
こういうワークを提供しています。
ただ、自分で自分のことをやるのは限界があるので、
そういう場合はこの方に何度も
手伝ってもらいました。
私のパートナーなのですが
いかつい（？）見た目とは違って、
かなり冷静に柔らかく対処してくれますよ。
ひいき目を除いても、腕と気構えは確かです。
（私、ひどいときは感情が暴れて半狂乱でしたからねー）
ーーー
そんなわけで、
シリーズ記事、結局長くなりましたが
興味ある方やヤル気のムラにお悩みの方は
ぜひワークを試してみてくださいね！
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